もりおかワカものプロジェクト

活動報告:3年ぶり「舟っこ流し」に参加しました。2022.10.14

こんにちは。
大変ご無沙汰しております。もりおかワカものプロジェクトです(^^)

コロナ禍で活動のスタイルが大分様変わりした昨今、
久々の参加となった地域活動の実施報告をお届けします。

3年ぶりに開催された、盛岡のお盆行事「舟っこ流し」の様子を少しですがご紹介します。
盛岡の先祖供養行事として8月16日に開催されている「舟っこ流し」
もわっぷの活動拠点鉈屋町界隈がある、大慈寺地区の近くにある「明治橋」付近から、北上川に舟を流して執り行われます。


約1っカ月の短い期間で船体の全てが製作されます。
舟っこ本体の[船体]と[龍の頭]の部分に分かれての制作。
設計から始まり、材料調達、塗装、装飾、組み立て、供養の舟流しまで全て地域の皆さんが手がけます。
すごい職人技です。本体の花飾りなどの装飾は、地域の小中学生が取り付けを担当します。

もわっぷメンバーは主に龍の頭と、花飾りの作成に参加させていただきました。
木材を切り出し、組み立て、色を塗り、徐々に龍の頭が姿を現していきます。

大切な地域の行事であるため、このような機会に関わらせていただくことに緊張感を感じますし、貴重な機会をいただいたことに感謝しながら参加させていただきました。


悪天候により、開催日が8月20日に延期されましたが、霧雨の中で、なんとか3年ぶりの舟っこ流しが実施されました。舟体造りを担当したメンバーは、舟っこの流し手にも参加しました。

連日続いた雨のため、川の水量が増しています。
無事に供養の舟流しができるのか、見守る側もとても緊張する時間です。

無事に舟っこが流され、先祖供養がとりおこなわれました。

コロナ禍で数年中止の後の伝統行事の実施に、地域の皆さんは始め不安があったようでした。
しかし、無事に「舟っこ流し」を終えられた地域の皆さんの清々しい表情が強く印象に残っています。

改めて地域のチカラを感じる、忘れがたいひと夏となりました。
貴重な時間と経験をいただきありがとうございました。

以上、久々のもわっぷ活動報告をお届けしました(`・ω・´)ゞ