あかり学級 「モバイルハウス補修授業」2013.11.03
あかり学級にて昨年10月末に雫石の炭焼き職人坂内さんの工房で行ったモバイルハウス製作。
あの雨の中、みんなの力を結集して作り上げた感動のあの日からはや1年。雪深い雫石の冬を坂内さんの献身(冬囲いや雪下ろし等)のおかげで乗り切ることのできたモバイルハウスですが、いまだ屋根はブルーシートをかぶせたまま、大きな隙間も目立つ状態。
なんとか快適に坂内さんに小屋の中で過ごせるよう、本日は補修作業を行いました! 今回はおかげさまで天気にも恵まれ、気持ちよく作業ができました。
場所/雫石坂内さん炭焼き工房敷地内
時間/10:00~17:00
[ 本日の授業内容 ]
1時間目 「外壁を塗ろう!」「すきまを埋めよう!」
2時間目 「モバイルハウスをうごかそう!」
2013年度新学期2013.04.15
あかり学級もついに2年目がスタートしました!
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新学期早々、私たちの準備不足で遅れてのスタートとなり、参加者の皆さん申し訳ありません。そして、臨機応変に交流会の食事の準備を手伝っていただき有難うございましたm(_ _)m
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今回のホームルームは、いままで行った「プレあかり学級」、全3回の「あかり学級体験コース」、そして昨年度1年の「あかり学級」をたくさんの写真で振り返りました。あっという間に過ぎた1年数か月でしたが、写真を見るとなんだかあの当時はまだ若さがあり… 随分前のような感じがしてくるので不思議です。
振り返りのあとは、美味しそうな食べ物を前にして我慢ができなくなり、学生交流会に突入!今回はあかり学級に参加いただいているOさんの『ちいさな野菜畑』さんに、特製オードブルセットを作っていただきました。その名も “ あかり学級 夜の給食メニュー ” ♪♪♪
時期的に、まだ県産野菜は少ないとの事でしたが、素材にこだわり、手間と愛情がた~~くさん込められた給食は、どれも美味しく、また、味や見た目もさることながら、こんな素敵なメニュー表まで作っていただき、みんな大感激!!!
さらに、皆さんにご協力いただいて作ったせんべい汁と、まめと海の幸ごはん、グリーンサラダをプラスし、皆さん一押しの飲み物と共に賑やかな食卓に♪
今回は、宮城から参加いただいた方もいましたので、食卓を囲んで、新入生の自己紹介と、参加者の皆さんが行っている活動の紹介をしていただきながら、今年度のあかり学級をより楽しく、実りある時間にするヒントやアイディアをいただきました。 皆さんありがとうございました。
途中、陸前高田から戻ったばかりのピッピご夫婦が、大漁のムール貝と共に参加いただき、会場は大盛り上がり(+0+)! たぶん、30Kg はあったんじゃないかしら?
今回は準備不足もあり、いつもにも増してゆる~いあかり学級となりましたが、生徒の皆さんと美味しい物を食べたり、飲んだりしながら、久しぶりにゆっくりとお話しが出来て良かったです(^▽^)♪
来月のあかり学級は、まだ日時が決まっていませんが、種や土等にこだわって農業に従事されている素敵な講師を迎えての夜学を予定しています。
今月末までには情報をアップしますので、どうぞ楽しみにお待ちくださいm(_ _)m
“生きる”エネルギー終了2013.03.28
今学期最後となる“あかり学級”は、3月24日(日)にバイオディーゼルアドベンチャーの山田周生さんをお迎えして実施しました。
前半は、世界を股にかけてご活躍されてきた周生さんの貴重な経験とその中での気付き、地球の変化等のお話しや、全国、世界のエネルギー事例やそれを通した人とのつながりのお話を伺いました。
途中、世界1周等の偉業を成し遂げた、世界にひとつしかない山田式バイオディーゼル精製機積載車を見せていただき、実際に天ぷら油を入れてみたりもしました。
後半は、前半のお話しにあった震災時の話を受けて、自分事に落とし込んで考える機会を作ってもらいました。0歳から70代までがテーブルを囲み、緊急時に何を必要とし、どう動くか、また、後悔しない生き方とは何かという事を様々な立場や経験から意見を交えました。
もっと詳しい授業内容については、後日改めて報告しますが、多くの魅力的な参加者と共に、沢山の気付きと考えるキッカケをもらったあかり学級となりました。
次回からは、あかり学級2年目に入ります!
2年目の1回目は、ホームルームからスタートです。実施してきたあかり学級のふり返りと、食事を囲んで新たな一年について意見交換をしたいと思っています。
詳細は後日アップしますが、4月6日(土)17:30~ 大慈清水お休み処での“夜学”になりますので、皆さまご予定を開けといてください!
【速報】無事小水力発電完成!2013.02.25
大成功~!! の図 > 笑
昨日24日(日)に、あかり学級3学期③ “つくるエネルギー” を実施しました♪
前夜からの大雪もあって、欠席者も多数いましたが、お足もとが悪い中集まってくれた勇者達が頑張り、奇跡 !? を起こしてくれました\(^▽^)/
『森と風のがっこう』の黍原せんせいをお迎えして、自転車のタイヤを用いての小水力発電作りと太陽光パネルの組み立てを行いました。
5歳の男の子から、もっと大きなお孫さんがいるおじいちゃんまで、様々な世代が集まり、力を合わせ、木を切ったり、ホイールに穴を開けたり…
みなさんの協力により、予想以上に速く完成!
早速中津川の川岸に行って水面に置くとすぐにライトにあかりが点灯、そして最初の写真の笑顔です♪♪
次回は、3月24日(日)。
化石燃料を一切使わずバイオディーゼル精製機を積載した車で世界を1周したり、ダカールラリーを2輪と4輪で完走した経験もある山田周生さんを講師に迎え、“生きるエネルギー”を開催します。
詳細は後日ご案内しますので、予定を開けてお待ちくださ~い(^-^)
3学期①“木と海とエネルギー”を終えて...2013.01.15
大変遅くなってなってしまいましたが、12月あかり学級「木」と「海」のエネルギーについてのスタッフブログです。
この文章、取り掛かりが遅かったのもありますが、12月に学んだ事を伝えようとする中で様々な思いが頭の中を巡ってしまいちょっとした混乱がありました。 と言うのは、学んだ事を伝えようとノートに3ページほど下書きをしたころに、ピタリとペンが動かなくなってしまいました。
この先自分らはどのようなエネルギーを選択し利用していくのか。はたして大きな流れの中で選択自体できるものなのか。そして何が正しくて、何が間違っているのか・・・そんなこと簡単に決められないよなとか。震災以前、特に何も考えてなかった事で頭の中がグルグル。
普段深刻に考えているわけではないのですが、こんな自分でもそのような意識だけは芽生えている。 考えのレベルとか専門性とか抜きに、僕のようにぼんやりでもそれを考えている人は多分増えている。
そこで今回のあかり学級。
東北電力さんのお話ではリアルなエネルギー事情、電力の安定供給と安価での提供に心血を注いで取り組んでくれていること。
薪割リストの深沢さんには、薪のある生活の魅力をたっぷりとお話を聞かせていただき、県のものつくり振興課からは、海洋再生可能エネルギーの可能性や魅力、実現までの遠い道のり等々、お三方からたくさんのお話を聞くことができました。
どのお話も解りやすくて、午後の数時間であれだけ聞けたのは良かったと思います。 当然ですがみなさんそれぞれ真剣です。 今回参加人数がすこし寂しかったのがほんと勿体ないくらい。もっと多くの皆さんとあの時間を共有したかったですね。
昨今はこのような機会以外でも、TV、新聞、書籍はもちろん、ネット上、SNSなどでも様々な意見や声に触れることが増えています。ほんといろんな意見が溢れています。同時にエネルギーの可能性、そいの選択肢もたくさん増えているような気がします。
多分、無邪気ではいられない現実っていうのは間違いなくあると思うのですが、あかり学級的にはそのような状況の中でも、どこか「楽しみながら」というエッセンスを忘れずに取り入れつつ、自分たちの日常にナニカをプラスして行きたいと。
また新たな企画に取り組んで行きますので、みなさま是非ともあかり学級にご参加ください♪
あ、このブログはあくまで私、スタッフクロサワの主観ですので・・みんなはどう思ったかな? ではでは。
[速報] 3学期① まなぶ編終了2012.12.22
あかり学級も、遂に3学期がスタートしました!
1回目の“木と海のエネルギー”は、各分野の素晴らしい講師を3名もお迎えすることが出来、とても濃密な会となりました(詳細は後日報告しますネ)。
あいにく選挙等と重なってしまい、少人数での実施となったのが本当に残念ではありますが、その分後半のパネルディスカッションでは会場の皆さまからの質問・疑問に丁寧にお答えいただけたのは良かったかな。
日本の経済や豊かな生活を支える我が国のエネルギー自給率は4%(原子力含みでも18%)と、かなり怖い状況でありがなら、どれだけの人たちが自覚してただろう。そう考えると、原発賛否も含め今後のエネルギーを考えようというこの時流はラッキーだったのかもしれない。
さらに言えば、現在自給エネルギー(国内発電量)の構成内で原子力から再生可能エネルギーへのシフトが議論されることが多いが、本当はもう少し大きな枠組みでエネルギーを考えていかなければいけないんだろうな。
あと、様々なエネルギーをミックスし、なるべく環境負荷や持続性を考慮したモデルを築いていく事を考えると、利用する私たちは其々のエネルギーのリスクやコストもだが、ポテンシャルについて、またバランスについて、メディアの安易な情報に頼らずに知る、学ぶ、努力って必要ですね。
特に、自然と共存したエネルギーを考えるとき、私たちが生きている時代だけではなく、未来への愛情みたいのを持って考える必要があるよね~と思わされた今回のあかり学級“まなぶ編”でした。
講師の皆さま、お忙しいところ貴重なお話をいただき有難うございました。
次回のあかり学級は“太陽のエネルギー”。1月19日(土)の予定で~す。
[速報] おかげ様で、2学期終了!2012.10.30
先日28日(日)に、あかり学級2学期の最終回“つくってみよう!”を無事?終了しました。
今回は、後半から雨...いや、“大雨”に降られてしまい、雨の中でのワークショップに(T^T)
あかり学級史上、“もっとも過酷なあかり学級”となりましたが、参加された皆さまの温かいご協力(...団結力といった方が相応しい!)により、どうにかモバイルハウスを建てることが出来ました。
詳しくは、後日改めて実施報告をしますが、今回は『炭NOBU』の坂内さんの炭焼き窯で、炭作りのお話や窯見学、炭作り体験をさせていただき、
後半戦は、同時並行で鉈屋町にある町家サロンピッピのご主人のお力を借りながら、モバイルハウス作りに取り組みました。
今回の状況下でモバイルハウスを形に出来たことは、本当に奇跡的!と言って過言ではない程。重ねてになりますが、参加してくださった参加者の皆さま、そして講師を務めてくださった坂内さん、ピッピさん、そして準備に携わったスタッフのみんな、全員のご協力と支えがなければ今回の工程を実施することは不可能だったと思います。
この場をお借りしまして、関わってくださった皆さまに心よりお礼申し上げますm(_ _)m
参加できなかった方は、後日の詳細な実施報告をお楽しみに♪
そして、参加された方々は、後日改めて“晴れた日に”スタッフが完成したあかり学級版モバイルハウスを激写しに行ってきますので、ご報告をお待ちください(^-^)
最後に、ご参加くださった皆さま今回は本当にお疲れさまでした&ありがとうございました!
吉里吉里国民増加中☆2012.09.28
先日のブログでもお伝えしましたが、9月22日に開催したあかり学級「やってみよう編」、“木”をテーマにした岩手県上閉伊郡大槌町吉里吉里へのツアーは、盛岡市の広報で参加者募集をしていただいたこともあり、本当にたくさんの方々にご参加いただきました。
大学生から80代まで、いままでのあかり学級では一番幅広い年齢層だったかと思います。
最初は正直どんな雰囲気になるかなぁ、、、と思っていましたが、そんな不安も出発してすぐ吹き飛びました(^_^)/
同じバスに乗る、同じ映像を見る、同じ風景を見る、同じ山に入る、そんな時間を共有することで自然と会話も弾みました。山では比較的若い人が、大先輩たちの手を引く光景をそこここで見ることができ、幸せな気分になりました。 さながら人類みな家族。大家族旅行でした!
参加者の皆さんは、ボランティアや復興関係の仕事に従事されている方もいれば、今回が初めて被災地に行くので前日からドキドキして眠れなかったという方まで様々でした。
今回のツアーでお願いしたバス会社は城山観光さんという大槌のバス会社です。
ドライバーさんの話では所有していたバス13台は全て津波で失い、ドライバーの松橋さんも津波で流された経験をお持ちでした。行きの道中では、松橋さんが貸してくださった震災のDVDも見ました。目を覆いたくなるような映像...、1年半後の今、やっと見られるようになった気がしました。それでも何か心の中がピリピリとした緊張感が走りました。
そして、釜石まわりで大槌へ。
早速、今回の一番の目的である大槌町は吉里吉里国へ。
8月の“まなぼう編”でお話しくださった、芳賀さんと仲間達は今まで手付かずだった吉里吉里の山に入り間伐を行うことで、孫やその先の代まで美しい自然を取り戻し、継承していく活動を行っています。
大槌は海の町。以前のように漁が出来るように、その時より豊かな海であるように。そのために、森を整備して多くの植物や微生物を繁殖させ、森の再生ひいては海の再生を計るのです。
午前中は、塩害にあった木を切り出している現場にいき、塩害にあった木を大事に育てられた老夫婦のお話や、林業についてのお話等を聞き、その作業風景を見学させてもらいました。
そして、すぐにお昼)^o^(
朝が早かったせいかお腹もすでにペコペコでした!
大槌町内にある、『おらが大槌復興食堂』へ。
地元の方がスタッフで、地元の大槌、三陸の食材にこだわって、みんなに美味しいものを食べてもらいたい!との思いでされています。スタッフのみなさんの気持ちのよい接客が印象的でした。
さてさて我々の本日のお目当ては・・・
「海鮮丼。」ボリューム満点で、とても美味しかったです。
最後に復興食堂スタッフのけいこさんよりお話をいただきました。
「皆さんにお願いが一つあります。皆さんの家族で、次に大きな地震があった時の為に避難場所の相談を必ずしておいてください!」
けいこさん自身のお父様は今も行方不明のままだそうです。そんなけいこさんの言葉だからこそ、とても心に残りました。
はい、そうしたいと思います。教えてくれてありがとうございました
午後の作業に向かう前にトイレ休憩した「福幸きらり商店街」は、この日お祭りだったこともあり、虎舞を踊る人やその観客でにぎわっていました。
さて、お腹も満たし、お祭りもみて、後は本来の目的「木」のある“吉里吉里国”へ再入国。
山道に沢山落ちている枯葉や枝などをひろい集めたり、切り出した木を運ぶお手伝いをしました。
また、山での作業の最後には、木をチェーンソーを使って倒す作業も見せてくれました!どんなに離れていてもこっちに倒れてくるんじゃないかと内心おびえた私でした。。。
吉里吉里国の事務所がある場所へ移動し、皆さんで切り出した塩害材で作った作業場や、ボランティアがお風呂に入れるようにと作られた薪風呂ボイラー等を紹介してくださいました。
最後に、芳賀さんはその前で私たちに話をしてくれました。
「震災後すぐ、吉里吉里のあたりではすぐに住民が立ち上がり道路の整備(がれき等の撤去)をはじめました。その中で、亡くなった人を見つけることもありました。避難所で過ごす夜、そのご遺体を思いだし寝れない夜が続きました。ある夜、眠れなかったので外のたき火を眺めながら、“無理に忘れる必要はない。亡くなった人たちの思いを受け継いで、震災前よりもっと良い吉里吉里にしよう”と思ってから眠れるようになった」そうです。
だからなのか芳賀さんの話しかたは、穏やかだけど、とっても真っ直ぐで、きっと芳賀さんは死ぬまで信念をまげないだろうな、と思えました。常に、亡くなった方々のことを想いつつ、でも次世代に資源をつなげていこうとする前向きな姿勢。
大きな山を越えた人にしかわからない、そんな境地なのではないかと思いました。
そして芳賀さんはこう続けました。
「皆さん、忙しいでしょうから何日も泊りがけで来る必要はないです。でも、半日でいいから立ち寄った時には“吉里吉里人”になってほしい。もし私が盛岡にいって皆さんと会ったらあかり学級の生徒になりますから(笑)。」
無理をしなくていいよ、でも忘れないでね。ってことなのかなぁ、と私自身は解釈しました。
本当に百聞は一見に如かず。
多くの参加者のみなさんとこの経験を分かち合えたことが何よりも良かったです。
今回のあかり学級、「木」を学ぶだけではない、おっきいお土産をもらった気がしました。 (m)
9月あかり学級 申込み終了のご案内2012.09.07
この度は、あかり学級2学期『木』②の実践編にたくさんのお問い合わせ&お申し込みいただき、誠にありがとうございました。
大型バスへの変更等で定員を増やしたにも関わらず、すでに募集定員に達しましたので、申込みを締め切らさせていただきますm(_ _)m 事務局としては、大変うれしい悲鳴なのですが、参加をご検討いただきながら、受講いただけない皆さまには大変申し訳ありません。
10月以降も毎月1回、様々なテーマであかり学級を実施してまいりますので、今回参加できない方も、今後ともよろしくお願いいたします。
また、9月の大槌への林業ツアーへご参加いただく皆さま、どうぞよろしくお願いします (^-^)
2学期「木」≪まなぶ編≫報告2012.08.26
8月19日(日)、あかり学級2学期「木」第1回≪まなぶ編≫を行いました!
今回の目的は、盛岡市や岩手県の森林資源について知ること。
・・・ということで、さまざまな方面で森林に関わる4名をお招きし、森林に関するさまざまなお話しをしていただきました。
まずは、岩手県森林組合連合会の平野さん。
被災地の状況や、間伐材を活用した復興住宅プロジェクト「森の貯金箱」の紹介など、興味深いおはなしでした。
上の写真は、地域型復興住宅「森の貯金箱」で建てられた住宅です。
すべて岩手県産の木材で作られていて、かわいらしい外見☆
釜石地方森林組合さんの事務所は、このプロジェクトのモデルハウスとして建てられたそうですが、県産材で建てられた事務所だなんて、う、うらやましいです。
続いて、盛岡市農林部林政課の林崎さん。
盛岡市の森林の状況や森林の機能などについてご説明いただきました。
この県庁所在地盛岡でも、面積の70%(?)くらいが森林なのだとか。改めて驚きました!
そして盛岡市では、盛岡市産の木材を使って住宅を建てると、建築経費に補助金をいただけるのだとか。住宅を新築・改築する予定の方は必見です。
http://www.city.morioka.iwate.jp/sangyo/ringyo/015549.html
3人目は、NPO法人 吉里吉里国の芳賀さん。
震災直後からの体験の数々と、吉里吉里国の取り組みをしている想いなど、熱く語っていただきました。
特に、震災直後に行政などからの支援が行き届かない中、自分たちの力で助け合って生き延びてきたという話からは、「できることからやる」「自分たちのことは自分たちでやる」ということが、当たり前ながらも大切なことだと再認識しました。
ここでちょっと休憩がてら、あかり学級恒例の「体操の時間」!
謎のダンサー・じゅんちゃんと一緒に、今日もみんなでリラックスします。
・・・あつい~!!汗だくになりましたが、汗といっしょに老廃物も出ているはず!と、前向きにとらえましょう~。
最後は、アースデイマーケット実行委員会の松田さん。
アースデイマーケットなどでおなじみの「竹テント」のウラ話や、森林や農業に関するさまざまなおはなしを聞かせていただきました。
個人的に印象深かったのは、港区の取り組み「みなとモデル」の話。
「区内で延べ床面積5,000平方メートル以上の建築を行う建築主に、一定量以上の国産木材の使用を義務付け、その使用量に相当する二酸化炭素(CO2)固定量を区が認証する制度」(下記HPから引用)だそうですが、大きな建物がたくさんあるであろう港区で、そんなことが義務付けられているだなんて、驚きです!
http://www.city.minato.tokyo.jp/chikyuondanka/kankyo-machi/kankyo/shisaku/h231001model.html
後半戦は、講師の皆さまと参加者の皆さまによるパネルディスカッシュン!!
皆さまからのさまざまな質問・意見を講師の方々に聞いてみました。
面白すぎてまとめきれませんので、ひとつだけ質問をご紹介。
Q「県内の雇用創出について、森林を活かした面白いやり方はありませんか?」
A「「木材」を売ることにこだわらず、森林そのものを売る「森林セラピー」とか。」
A「「林業」というよりも、自伐林業、漁家林家など、やりたいくらいの量をやる林業が良い。多くの方法で収入を得られれば、多少の不景気は怖くない。」
などなど。
ブログ執筆者の家にも、少しばかり山があるのですが、今度、自分の家の裏山を観察してみようと思いました。岩手に住むわたしたちは、なんと恵まれた環境に暮らしているのでしょうか!
さて、次回は、9月22日(日)、≪やってみよう編≫として、今回の講師である芳賀さんが活動されている、大槌町の「吉里吉里国」へお邪魔し、森林整備体験などをおこないます♪