全国町並みゼミ盛岡大会

全国町並みゼミ盛岡大会
1978年から始まった「全国町並み保存連盟」最大の催し物『全国町並みゼミ』の盛岡大会が11月5日(金)~7日(日)の3日間公会堂を中心に盛岡市内で行われます。
『全国町並みゼミ』は伝統的な建築等が残る町並みを保存することによって、その町ならではの個性や魅力をまちづくりに活かし、あわせて住民の生活環境を整備する、いわゆる「町並み保存」をテーマに、講演・パネルディスカッション・各地報告・分科会・ブロック別会議・ガイドツアー・交流会などで構される総合大会です。

「町並み保存を中心とする地域の創造の主体は、住民であり、自治体であり、それに協力する専門である。」(第一回大会 有松・足助宣言)をスローガンとして、毎年全国の加盟団体所在地で開催されている。

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第33回全国町並みゼミ盛岡大会概要

開催日
平成22年11月5日(金)・6日(土)・7日(日)

メインテーマ
『暮らしのいきづく町並み ~住民による歴史まちづくり~』

開催の目的
歴史的集落・町並み(以下、「町並み」)の保存活用は、地域活性化の原動力と捉えられる時代になった。会場となる岩手県盛岡市は、1971年に全国を先駆けて「盛岡市自然環境及び歴史的環境保全条例」を制定し、以来、環境保護地区・歴史的建造物の単体保存に取り組んできた。
本大会の中心会場となる鉈屋町周辺は、城下町の入口に位置し、北上川の舟運との結節点であった。現在も清水や市場、町並みなどの歴史的環境と人々の営みが維持されており、7年間の住民・市民の粘り強い活動によって市は都市計画道路を見直し、歴史的町並保存・歴史まちづくりに向けて方針を変更した。本活動は、町並みの保存活用事業のメニューが選択できる時代にあって、あらためて住民・市民の役割を確認し、行政・研究者との経験交流によって協働を構築することを目標とする。また、盛岡周辺には、近代化遺産などの文化財が点在しており、それらを題材とすることにより、盛岡市民に歴史的資源・文化財の普及啓発を行い、地域の文化振興・まちづくりに寄与することを目的に開催する。

会場
メイン会場:岩手県公会堂大ホール
分科会会場:プラザおでってホール・大会議室/岩手県公会堂会議室/大慈寺集会室/鉈屋町新番屋

その他、ガイドツアー・交流会などで盛岡市内各所を使用、見学予定

主催
特定非営利活動法人 全国町並み保存連盟
第33回全国町並みゼミ盛岡大会実行委員会

詳しくは… http://www.machizemi.net/index.html