Croatian Blue クロアチア・ン ブルー

奇跡の結婚式!2010.07.24

真夏のスプリット!暑い!
しかし、目の前に広がるアドリア海が心も身体も元気にしてくれる!
一日、アドリア海を離れたのだけど、その時のエネルギーダウンの激しいこと激しいこと・・・。
さすが、アドリア海!帰ってきて感謝!感謝!
いつも元気なのはアドリア海のおかげだった~~~~~!
先週末は盛岡で会ったクロアチア人の友人、マリヤの結婚式だった。
彼女とは奇跡の出会い。
盛岡にいるはずも無いクロアチア人を12年前に見つけたときは、息が止まるほど興奮し、緊張し、ドギマギ話しかけたことを今でも覚えている。
大使館に問い合わせてもその当時在日19人のクロアチア人は東京、大阪、神戸のみと聞いた。
クロアチア語を習いたいがために、いろいろ探し回っていた頃、
岩手県国際交流プラザのソファーに座っていた時だ。
後ろからクロアチア語の女性の会話。「う・・・嘘だよね?」
耳を澄ましじっと聞いた。確信を持っても、緊張してしばらく話しかけられなかった。
そうこうしているうちに帰りかけている彼女達。
覚えたてのクロアチア語で勇気を振り絞って声を掛けた。
目を丸くして驚く彼女達。
盛岡でクロアチア語??????
彼女、マリヤはクロアチア人、ドイツ在住。
もう一人会話の相手は、ミミちゃん、セルビア人ドイツ在住。
そう、二人はドイツの留学生として盛岡に来ていた。
もちろんドイツ人で登録しているのでクロアチア人で探してもわからなかったのだ。
こんな小さな町にクロアチア人。
いつの間にか毎晩3人一緒に過ごすようになった。
このときから、願えば叶うっていう人生がスタートしたのかもしれない。
クロアチアを追いかければ追いかけるほど、追い風が吹き、奇跡がどんどん起こったのである。
今週末はその大切な友人マリヤの結婚式だった。
しかもドイツではなく、クロアチアはザグレブで。
嬉しいことに、今、私は念願叶ってクロアチアに住んでいる。
これは行きたい!結婚式!
でも・・・今年は一人苫屋なのでオンシーズンに行ける訳も無く、欠席の連絡をした。
もちろん怒りの電話。
「ミミちゃんはアメリカから来るのに!何でクロアチアに住んでいるユキが来ないってどういうこと???仕事、仕事っていつもそればっかり、あなたにとって大切なものは仕事だけ?その時稼ぐ分のお金は私があげるから、仕事キャンセルして、お願いだから来て。とても大切な日じゃない!何年ぶりに3人で会えると思っているの?ミミちゃんはアメリカからよ!」
でもやっぱりお客様の予約を断ることはできない。
しばらく連絡をしないでいたら・・・。
ミミちゃんから電話が・・・。
「私達6年ぶりよ。ユキがクロアチアに入国した時、一緒に車でドイツから来た時以来じゃない!何で来れないの?お願い。お願い。マリヤをせっかくの日に悲しませないで。」
いい案がないだろうか・・・しばらく考えていると・・・。
何と!!!!!
12年前、交通事故、救急車で運ばれた時に当直医で助けてくれたお医者さん、
私の主治医がスペインの巡礼を歩き終わったから、遊びに来ると連絡が・・・。
なりふり構わず、1泊だけお手伝い願えないかとお願いしてみた。
命を救ってくれたお医者さんは、大切な機会まで救ってくれた。
本当に恩人だ。
何と奇跡が重なり、私はマリヤの結婚式に行くことができた。
感無量の結婚式だった。

盛岡メンバーが実際クロアチアに揃ったのが嬉しくて嬉しくて、マリヤとミミちゃんに、思えば叶う!!って興奮して叫んだら、ユキの場合は執念ねって笑っていた。