もりおかワカものプロジェクト

第15回「てどらんご」おすすめ枠 その22016.10.02


第15回「てどらんご」おすすめ出展者さん その2
てどらんご初出店の「こけ猫」さんです。

こけ玉やテラリウムを作っている作家さん。
盛岡界隈のイベントで出店しているので、
見たことのある人も多いのではないでしょうか?

こけ猫さんは、
最近流行りの「コケ玉」や「テラリウム」を作っています。
作品の作り方や見所などを伺ってきました。どうぞご覧ください(^‐^)

「始めは庭を作りたかったんですが、大きな庭は手がかかって大変で、
それがベランダでできるようなサイズに変わり…。今ではもう、手に乗るサイズになっちゃいました。笑」
このように作品制作のきっかけを話してくれた、こけ猫さん。

こけ猫さんのブースを見ると、コケ玉、コケ盆栽、それに…枯山水?
コケが色々な形でアレンジされています。

続けて「やっぱり庭が作りたいみたいで。苦笑」と、見せてくれたのはテラリウム。
近頃話題になっている、ケースに入れて植物を育てるテラリウムですが、
ケースの中を見せてもらうと、細かい白い石を地面に見せて、石とコケを置き、枯山水のような和風の庭を作っていました。
テラリウムは湿度の管理が楽なので、植物を育てるのが苦手な人にも始めやすいそうですよ。

気になっていたコケ玉の作り方を伺うと、
こけ猫さんでは、真ん中に土と一緒に植える植物を入れ、それをミズゴケや表面に張るコケで包み、最後に糸でキュッと締める作り方をしているそうです。
真ん中に土があるので、コケ玉に水をやるときは、中の土まで水が届くようにするがポイントなのだそうです!

こけ猫さんのブースは、展示の仕方も面白いんですよ。
様々なお皿の上に載ったコケ玉。小鉢に入ったようなコケ玉。
さらに、火山岩に入ったコケも…。
「この石、ちょうど穴が開いてて、水を吸ってくれるんで良いんですよ。コケと色の相性も良いですよね。笑」
コケの展示の仕方や、鑑賞の仕方は自由です!との言葉通り、
器に入れるだけではなく、石を使ってみたり、コケ玉を吊るす展示もしていました。
センスと遊び心が効いた展示、ぜひゆっくりご覧ください。


[写真、ラビットフットといわれる根の一種]

「こけ玉」や「テラリウム」、やってみたいけど…お手入れはどうしたら良いの?
と、思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
ご安心ください。水をあげるタイミングや量、置いておく場所など、こけ猫さんが相談に乗ってくれますよ。
コケの張替えも引き受けてくれるそうなので、アフターケアもばっちり。
10月という時期ですが、こけ玉を室内に置いておく場合、冬を越せるそうなので、これから始めたいという方も、大丈夫ですよ。

お話を伺いに行った際、たくさんの質問を受けていた こけ猫さん。
「このお花は来年も咲きますか?」
「枯らしてしまったんですど、どうしたら良かったんですかね?」
「ズボラな私にも育てられるでしょうか?」
1つ1つの質問に、丁寧に、楽しそうに答えていました。

当日はドンドン質問しちゃってください。笑
買ってからの自由度が高く、手のひらに乗せて見られるコケ玉だから生まれるコミュニケーションを、作家さんも楽しんでらっしゃいますよ。

手作り市の中でも、ちょっと特殊な商品「コケ」を扱う作家さん。
これから始めるきっかけにも。前に買ったコケのお話をするのにも、どうぞお立ち寄りください。
こけ猫さんは、斉藤家ガレージにて出店です。どうぞお楽しみに~

こけ猫さん、どうもありがとうございました!