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昔ながらの伝統~裂き織~2016.12.18

さんさ踊りで着る着物や使われなくなった布の端を使って、昔からある裂き織で商品を製作しています。

盛岡市安倍館町の住宅街にある株式会社幸呼来Japanを取材しました。

幸呼来Japanは12人の作り手と他の障がい者施設と協力しながら活動しています。

☆軽く裂き織の説明&歴史

裂き織というのは古い布を裂いてから、横糸にしていきます。そして、機織りを使いまた一から織っていきます。

この作業は明治前から行われていました。しかし、繊維産業の発達により消えていきましたが、昔話やほかの人の伝授などにより、今でも伝わっています。

この作業が裂き織になる材料の布を裂いているシーンです。

この写真は経糸になる綿糸を染色したものです。その前に、のり抜き→干す→そして染色→次にまた乾かします。

乾かすのに夏は一時間、冬は半日以上かかるそうです。

一本一本針に通していきます。

そして、機織り機で糸を織っていき、一枚の布にしていきます。

こちらが完成品です。

布の種類もたくさんあります。

この写真以外にも細かい作業をしています。どの作業も手作業なので遅くても一週間かかるそうです。仕事は分断しています。そして、流れ作業ですので一人ひとりに合わせていきます。

☆こちらが幸呼来Japaが販売している商品です。

商品価格(税込)

裂き織【Panoreche】ショルダーバック /チェック黄色

21,600円 (税込)

裂き織【Panoreche】トートバッグ   /チェック赤/チェック青

9,720円 (税込)

裂き織【Panoreche】カメラストラップ /デニム

5,400円(税込)

裂き織【さんさ裂き織工房】裂き織カードケース20ポケット付き/チェック水色/チェック/茶/チェック黄色

3,780円 (税込)

他にもポーチやインテリアなどにもあった商品があります。社長の石頭 悦さんは「裂き織の文化や歴史などを若い人たちに伝えていきたい。そして多くの人たちに裂き織を使ってもらいたい」と言っていました。確かに裂き織は地味なイメージがありますが、今ではかわいい柄などがたくさんあるので、使いやすくなっています。

ぜひ、インテリアショップやお土産屋などであったら手に取り試しに買ってみてください。

こちらが商品の作品例です。

[担当者:かほ]

株式会社 幸呼来Japan

〒020-0126

岩手県盛岡市安倍館町  19-41

tel: o19-681-9166/fax:019-681-9165

mail:info@saccora-japan.com